活用レポート 鈴木猛さん
小諸のまちなかの回遊・散策を支援するスマートカートeggの運転手である鈴木さん。クラシックカーの展示イベント「Komoro Classic Car Meeting」を2022年5月に開催しました。
―「クラシックカーイベント」をやってみようと思ったきっかけは何ですか?
鈴木さん スマートカートeggでまちタネ広場の前を通過する時に、周辺の環境が良かったので、「ここに車を置いたら面白いかも」と思ったのがきっかけですね。芝生広場には車を置くことができないので、そこはミーティング場所に良いかなと思いました。
―出展者からはどのような感想を頂きましたか?
鈴木さん 2022年5月にまちタネ広場でクラシックカーミーティングを開催した際に、出展者から「ここ良いよね」と言ってもらうことが多かったです。ちょうど小諸のまちなかにeggが周回していた時期だったこともあって、eggに乗って小諸を初めて知ったという出展者もいて、凄く好評でしたね。複数回乗った方もいて、2~3周していました(笑)。あと、小諸の飲食を少しでも活性化できればと思って、昼食はまちなかの飲食店に行きました。6~7人でeggに乗ってチッタスロ―に行った方もいれば、揚羽屋や丁子庵に行った方もいましたよ。
―「クラシックカーイベント」をやってみていかがでしたか?
鈴木さん イベントの出展者からとにかく好評でした。今は、若者の車離れが進んでいるせいで車業界は衰退している中で、クラシックカーのような変わった車を来場者の方に見せると喜んでくれるのが良かったです。車の展示会イベントは様々な地域で開催していますが、そのイベントを上手く利用すれば、そこの地域活性化につながるんじゃないかと思います。絶対小諸のまちも良くなると思いますね。
―今後はまちタネ広場でどのようなことに取り組んでみたいですか?
鈴木さん 今後、クラシックカーイベントは、引き続きまちタネ広場で開催していきたいと思うし、継続していきたいです。出展者が増えてきたら、大手門公園も使用させてもらえるといいですね。2023年の春に開催する時は、台数をもっと増やしたいと思います。あと、スマートカートeggのような乗り物でまちを周回する車イベントはあまりないので、eggが走っている期間にクラシックカーイベントをやると良いと思っています。出展者の付き添いで来た女性も退屈せず、おしゃれなカフェに行くことができるので(笑)。それと、小諸市内の飲食店が駅から遠いので、eggがあると助かります。
―今後、小諸のまちなかについて何かアイデアとかありますか?
鈴木さん 小諸のまちなかはあまり変わってないような気がするけど、最近与良・荒町エリアに新しくお花屋さんができたりして、まちが今後変わっていくのかなと思っています。駅前は、少し綺麗にしてお店の出店があると変わると思います。現代的なデザインではなく、古いイメージは残したデザインの駅とかですね。あと、今まで小諸は通過点だったので、そこに魅力的な目的地をつくればまちが活性化すると思います。最近は、目的地になりつつありますけど。それと、eggは子どもが乗りたがります。それに親はついていき、お昼になるとご飯を食べる必要があるので小諸の飲食店に行くといった感じで、回していけばまちは活性化すると思います。今後はもっと、佐久、上田、御代田町等、近隣地域の人たちを呼び込んでいけば良いと思いますね。