まちタネ広場とは?

『まちタネひろば』は、従来の公園と違い、市民の皆さんが思う使い方や過ごし方を試しながら、公園の使い方や在り方を一緒に考えるとともに、それがまちの楽しみや豊かさを育むタネとなることを期待して『まちタネひろば』と名付けています。

元駐車場であった場所の活用にあたって、市民の方々にヒアリングやワークショップを行い、地域やまちの現状の課題、まちへの想いなどの声を集め、整備にあたっては、以下のようなことの実現を目指しました。

まちタネ広場の概要

施設名:まちタネ広場(大手門公園内の広場)
面積:1,687㎡(主要広場は1,220㎡)
住所:長野県小諸市大手1丁目6−8
アクセス:しなの鉄道/JR小海線 小諸駅より徒歩3分
駐車場:大手門公園駐車場(2時間無料)か市営小諸駅駐車場等をご利用ください。
利用申し込み・ご相談:本ホームページの「利用予約」ページよりお問合せください。

総合監修:株式会社URリンケージ
施設デザイン:合同会社HOC
しくみデザイン:株式会社URリンケージ
運営サポート:株式会社URリンケージ

 

まちタネ広場誕生までの歩み

広場整備の歩み

本広場は、市民の方を中心に地域の方々に主体的に関わり使っていただける広場をめざして、計画段階から地域の方々に関わっていただき、計画から設計、整備を進めてまいりました。

1.計画・設計段階

計画段階では、市民の方々に自身が具体的どのように使ってみたいか、過ごしてみたいかから、必要な場、必要なモノ、必要なコトなどを考えていただき、広場を形にしていきました。

2.整備段階

皆さんの使い方を踏まえた広場の基盤整備とともに、皆さんが思い描く活用にあたって必要となる備品を皆さんに協力をいただきながらつくりました。

3.広場オープン

広場のオープンの日は、市民の皆さんが具体的に広場を使ってやってみたいことを、空間や時間をシェアしながら、2日間にわたって様々な取組を試してみるプレイスメイキング社会実験を実施しました。



まちタネ広場での活動状況を紹介します。

まちタネ広場は開園から3年半が経ち、多くの方々の活用により、カラフルな景色を生み出し続けています。


◎様々なテーマや想いのあるマルシェ
◎子どもの居場所となり笑顔があふれる取組
◎まちを元気に健康にする取組
◎自分たちの好き!を分かち合う取組

3年間で以下のような活動状況となっています。

皆さんの「こうしたい」という想い(まちの朝を、夜を、冬をもっと楽しみたい、歴史文化を楽しみたい・伝えたい、子どもの居場所をつくりたい、子どもと楽しみたい、地域の人をもっと知ってほしい等)は、実は地域の課題であり、まちの課題です。

みんなが色々な想いをまちに持ち込み、表現することで、まちの課題の解決につながっています。

  • 毎週のように何かが行われることで、まちに来訪する目的地となっています。
  • 広場からまちへ、人の流れの起点となっています。
  • まちタネ広場で出会った人が新たな企画をしたり、連携した取組をしたりして、自主的な充実や拡充につながっています。
  • まちタネ広場で始まった取組が、次々と拡大したり、まちなかへ展開したりしています。
  • まちの賑わいをつくりだすことで、空き店舗の解消や回遊性の向上(約2倍)にもつながっています。
  • 多くの取組が一過性のイベントではなく、地域を豊かにする想いを持った取組として継続して行われています。